FIAT500は小休憩が苦手

2021/11/23
Fiat500R

8月8日のこと。

やっぱり車を見てもらっとこうと思って、オートマイスターさんへ電話した。その時に説明していただいたメモ。電話を切ってからメモしたので、若干違うところがあるかも。


10-15分の小休憩後は(エンジンを停止した状態)、エンジン内部を濡らしていたガソリンが乾いてしまうので、エンジン再始動後はアイドリングが安定しない。これはエンジンを動かすために必要な量のガソリンがエンジン全体に行き渡るのに時間がかかるためである。逆に40分くらいの休憩の場合はエンジン自体は完全に冷え切っていないが、エンジンの粗熱が取れているので普通に安定する(はず)。

650ccのボアアップ車両は、ノーマル車両よりも発熱が多い状態にある(僕の個体も650cc)。ボアアップ車は本来であれば発熱量に応じた熱対策が施されているべきであるが、ピストンだけが交換されている場合が多くこの症状が発生しやすい。

ガソリンをエンジンに吹き込む量が少ない省エネなキャブを搭載した個体も、ガソリンの供給量が少ないため発生しやすい。逆にガソリンを多くエンジンに流し込んでいるセッティングの燃費の悪い個体は、あまりこの症状が発生しなかったりするそうだ。ボアアップしていないノーマル車はパワーはない分、発熱量も少ないため発生しにくい。

正常な個体でもこの症状はエンジンそのものの構造的に起こる。再始動後すぐはアクセルが付いてこなかったり、息継ぎする感じになるのは普通のことなので、再始動後2,3分、信号2,3個分は吹かしつつ様子を見た方が良い。それでも様子がおかしいと感じたら、見てもらう段階に進む。またデビス?ポイント?が熱の影響を受けている?かもしれない。

という感じ。まずは小休憩した時に2,3分アイドリングをしてから走り出すようにして様子を見てみようと思う。

参考

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