2日目

あまり寝れていないはずだけど体は冴えている。しかしクローゼットから引っ張り出してきたタオルケットが悪いのか、窓を開けていたのが悪いのか足がめちゃくちゃ蚊に噛まれている。

体力がまだある内に中・上級者向けというユートピアコースを登る。危険箇所が幾つかあるとの事と、久しぶりの登山でドキドキ。オニギリ3つを無理やり食べて7時過ぎに出発。

コース
大神山神社 > 下宝珠越 > 上宝珠越 > 三鈷峰 > ユートピア避難小屋 > 象ヶ鼻 > ユートピア避難小屋（昼食） > 上宝珠越 > 下宝珠越 > 大神山神社

神社の方から登っていく。

地味〜に長い神社の石段を進んで、ようやく神社脇から始まる登山道へ到着。

思ったより生い茂っていた。虫除け持ってきといてよかった。

暫くずっとこんな感じでガレた道が続く。

この辺りから急に険しくなるので、手も使って登っていく。風が通らずめちゃくちゃ暑いので、来たことを早速後悔した。登山に来て樹林帯で息を切らしていると大体こんな気持ちになってしまう。一人で車中泊までして来て何してるんだろうなぁ。

事前にYAMAPでよく見た危険箇所。右側の鉄柱はグラグラだったけど、山側のロープはしっかりしているので怖くなかった。

@@前後関係あっているかPHOTOSで確認する！@@

ツッタカツッタカ歩いていると、急に大山南壁が現れ、関西では見れない光景に一気に疲れが吹っ飛んだ。常々疲れが吹っ飛ぶなんて事ないだろ常考…と思っていたけど、実際吹っ飛んだ。

ここも事前にYAMAPで見た危険箇所。ここもあまり怖くなかったけど、下り待ちをしている人が落石して目の前にソフトボール大の石が転がってきたので足で止めた。落石したことに凄く謝られた。

今回、ヘルメットは持っていってなかったが、やっぱりヘルメットを持っていく人もいるレベルの山行であれば、ヘルメットは持っていくべきだと思った。まずはヘルメットを買いに行くところからだけど。

少し開けた所があって南壁を見渡せた。こんな感じの写真を何枚も取ってしまった。

目的地であるユートピア避難小屋が見えてきたくらいからこんな感じの道が続く。虫除け持ってきて良かった。

途中、登山ガイドをしているという人に「今日はもう熊でないから熊鈴はしまおう」と外されてしまった。ホントぉ？

ユートピア避難小屋方面と、三鈷峰方面への分岐に到着。ようやく稜線に出れた。

今回一番の危険箇所らしい三鈷峰へ向かう。

あれが三鈷峰だ。

ここが危険箇所っぽい。

断崖絶壁である。

格好良く撮れた道。

YAMAPではこういう写真が多くて実際どんな道を踏んで歩いてるのか分からなかったけど、風も無かったし怖くなかった。

上から振り返るとこんな感じ。実はかなり高度感のある場所だった模様。

到着。

三鈷峰から見たユートピア避難小屋。プロテインバーだけ食べてユートピア避難小屋へ向かう。

気づけば花だらけ。ユートピアコースは花が有名みたい。景色に見とれていたら、片足を少し踏み外してしまい焦った。藪で見えないが、道になっている部分以外はもう崖なのだ。

ユートピア避難小屋を通り越して象ケ鼻へ。象ケ鼻は岩場だった。この景色が見たかった。

立入禁止区間に登山者を発見。

ユートピア避難小屋へ戻ってきたが、小屋周りの影になっている部分は全部埋まっていたので、仕方なく日向で昼食の味噌ラーメン。う〜ん、暑い！

これが今回のベストショットかな。

下山開始。名残惜しく、何度も同じような写真を撮る。どう撮ってもカックいい〜。

登りでも通った道だけど、下山の方が高度感がある。

岩場を降りていたらクワガタを発見。

熊鈴を取ったガイドさんとまた遭遇した。大きい木の枝を持ちながら歩いておられたんだけど、その結果ザレている坂道で盛大に転んでいた。そのガイドさん「滑りますよ〜注意してくださいね〜」。

無事下山した。も〜、汗でびちゃびちゃなので、車に荷物を置いて駐車場近くの豪円温泉へ。

温泉後、めちゃくちゃ時間が余ってしまったので、近くの牧場へ行ってみた。屋外だしそこまで気を張らなくても大丈夫との判断。

牛の模型があった。乳の部分だけバキバキに血管が浮いていた。
アイスクリームが売っていたけど、先にお土産を買っていたらいつの間にか長蛇の列になっていたのでアイスクリームは諦めて牛乳を飲んだ。

まだまだ時間あるなぁと地図を眺めていたら、松江が近かったので向かった。どうやら夕日スポットらしく、専用の無料駐車場があった。日没の2時間前に到着したけど、既にほぼ埋まっていた。

近所にこんな場所があったら良いなぁと思った。しかも周辺にバッティングセンターも2件あった。

松江まで来たから海鮮食べたい…と思って向かってみたが休みだったので、諦めて昨日と同じく夕飯はコンビニで済ませた。

車内はこんな感じで散らかり放題。就寝。