FIAT500Rのセルモーターが空転する&ガス欠

下書きしたまま投稿し忘れていた記事。

2021/07/11 症状が発生

走ってエンジンが完全に温まった状態で一度停止し、10分ほど置いてからエンジンを再始動しようとすると、1,2回目であれば空転しなかったが、3回目以降くらいから噛み合っている+空転か、完全に空転し始める。完全に空転しかしなくなったら、ギアを3速に入れて斜体を揺らすとまた1,2回はセルモーターがエンジンと噛み合って回るが、何度かやるとやはり空転するようになった。閉店間際のニトリの駐車場で試行錯誤の後、なんとかその1,2回目でエンジンが掛かり帰宅できた。帰宅後、駐車場でエンジンを停止後、再始動すると普通に掛かった。

2021/07/14

ツイッターで500Rのヒートポンプのボルトが緩んでいると同じ様な症状を経験したとアドバイスをいただいたので、エンジンルームを覗き込むがどの部分かわからなかった。サーモスタットのボルトが緩かったので締めておいた。
夜間に1時間ほどドライブ。やはりエンジンが冷えている状態だと掛かった。ドライブ後、駐車場へ止めて10分ほどしてから再度掛けると11日と同じ症状になった。完全に空転したことを確認し、斜体を揺らさずにそのままにしておいた。

2021/07/16

最後にセルモーターを回した際は空転した状態だったが、朝、エンジンが完全に冷めた状態でかけると問題なくかかった。オートマイスターさんに連絡しセルモーターのピニオンギアが原因だと思うとのこと。エンジンが冷えているとスムーズに動かないので噛み合ったが、エンジンが温まってスムーズに動くようになったことで、セルモーターの噛み合わせもツルツル滑ってしまっているのではないか、という感じの内容だった。

2021/07/17

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オートマイスターへ向かう途中、高速を降りてコンビニに立ち寄った。エンジンを停止してまたセルモーターが空転すると困るので、アイドリングしたまま。するとOLIOランプが点灯。少し吹かすとランプは消えた。しかしコンビニを出ようとしたところでストールした。なんとかエンジンを掛け、コンビニから数十m先のオートマイスターに辿り着く直前でまたストールしたので歩いて店へ。12時前に到着。

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セルモーターの件とストールの件を説明して着手してもらう。2時間ほどでできるとのことなので、代車を借りて昼食を食べているうちに作業は完了した。

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淡路島に行った時にハンドルが重くなったが途中でなんか直った件

前輪タイヤの付け根?にグリス注入。細かい石やゴミなどの異物が入り込んでこの症状が発生することがあるとのこと。異物が取れるか中で砕けると自然と直る。確かに農道を走っている時に発症したので、小石だったのかもしれない。

エンジンが温まるとセルモーターが空転してしまう件

ピニオンギア自体はそこまで摩耗していなかったが動きが悪かったみたいなので交換。セルモーターを動かす?パーツも交換。セルモーターの回転音がキュルキュルという音からシュイーンというに力強い音に変わった。

先程エンジンがストールした件

エンジンオイルがゲージのminギリギリだったので、3,000kmまであと5-600kmだったが交換。ポイントのコンデンサー?もかなり年季が入っていたため交換。特定にはいたっていないが、’OLIO’ランプが着いたのでオイル量が少なかったのが原因でエンジンの温度が上昇し、オーバーヒート気味になり熱ダレを起こしてストールしたのではないかとのことで、これで駄目ならキャブ。その次はタペットの調整が必要で少し時間がかかる。

本来しっかり調整してあるチンクのエンジンであれば、’OLIO’ランプが着かない限りは休憩無し(エンジンを停止させず)で走っても大丈夫で、大阪-岡山間くらいガソリンが無くなるまで走れるエンジンだそう。マイチンクは650ccにボアアップしているのでノーマルの状態とは異なり、ボアアップしたことでその他の部分も調整が必要とのことだが、ボアアップはオートマイスターさんでした作業ではないから、実際バラさないとわからない(そりゃそうだ)。

OLIOランプが着いたら直ぐにエンジンを停止させて、エンジンを冷ます必要があるが、エンジンを吹かすと消えるのであれば、最寄りのコンビニまで走って停止すれば良い。本当に不味いのはGENERATEランプで、走行中に点灯した場合、発電できていない=冷却ファンが回っていない=エンジンが冷めないとなるので、ものの5分で焼き付きを起こしてしまうそうなので、緊急停車する必要があるそうだ。また本当に手の施しようのないオーバーヒートはエンジンルーム内のホース類が熱でひしゃげてしまうので、見た瞬間アカン状態なのがわかるそう。

15:30頃、オートマイスターを出発し、高速道路で帰宅。直帰せずに琵琶湖へ向かった途中のコンビニでトイレ休憩し、10分ほどで再始動するがどうもアイドリングが弱い感じがするものの、駐車場内でストールした。オートマイスターからここまで1時間半はかかっていないくらい乗りっぱなしだった。もう一度エンジンを掛けて少し吹かしているとアイドリングは安定したので琵琶湖に向かって走り出す。

あと2分で目的地に到着というところの信号待ちで、走り出そうとしたところ「プスン」と嫌な空拭た音がした。以前ストールした時と同じ感じだ。もう一度アクセルを踏むとエンジンは回ったが、いよいよ怪しいので目の前のコンビニに緊急避難した。オートマイスターさんへ電話してみたが、すぐに原因は特定できなさそうで、店で説明を受けたようにキャブとタペットを見て様子を見るかしかなさそう。ついでに連休明けまで予定があわなさそうだった。

ひとまずエンジンを冷やすために車はコンビニに置いておいて、1時間以上琵琶湖を散歩した。人に慣れた野良猫が沢山いて、自宅の猫よりもガタイがよかった。見比べてみるとみんな違う顔だった。寄目の猫、ノラクロみたいな顔の奴。

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既に時刻は19:20ですっかり暗くなっている。死んだ顔をしながらコンビニへ戻り、エンジンを掛けてみるとちゃんと掛かるしアイドリングも掛かった直後から安定している。うーん、大丈夫…なのか?とりあえず帰りは国道ではなく車の少ない山中越えから帰った。道中耳をすませてアイドリングを聞いてみるが、若干弱いような気もするけど、そのまま停まることなく帰宅できた。

ストールしてしまった時と帰宅時の違いはというと以下のこと。

  • 走行時間が1時間
  • 夜間で気温が低かった

もともと見てもらっていた購入店であるガレージアクティヴさんでの説明では、1時間置きに15分くらいエンジンを停止させて休ませよう、と言われていた。しかし最高気温が32℃ほどで高速道路を1時間以上休憩無しで走ったため、オーバーヒート気味になってしまったのではないかと思った。マイスターが仰っていた「休憩無しで走れる」とはそういう調整したエンジンのことであり、今載せているエンジンの状態に当てはまるとは限らない。エンジンをオートマイスターさんで組んだわけではないので、扱い方法についてはガレージアクティヴさんの説明に従った方が良いのではないだろうか。真夏のこの時期に1時間以上走ってロクに冷却時間を取らなかったことが今まで無かったし、もし1時間以上走っても必ずフードを空けて冷ましていた。つまり今回は冷却時間が足りなかったのでは?と仮設を立ててみる。

  1. 昼間の暑い時間帯の下道で1時間以上走るとどうなる?
  2. 昼間の暑い時間帯の高速道路で1時間置きに休憩を挟むとどうなる?

今の状態では原因を特定できないから、まずは下道で実験してみようと思うが、停まったら停まったで大変焦るので、少しお金は掛かるが車の少なそうな嵐山高雄パークウェイで試走してみようと思う。

2021/07/18

FIAT500

夕方16:00頃、家を出た時点で雲行きが急に怪しいと思ったのも束の間、高雄パークウェイへ向かう途中にゲリラ豪雨にあった。かなり強い雨で一瞬で道路が川のようになった。引き返そうとUターンしたら雨が止んだので、やっぱり向かうことにした。ただ気温がかなり下がったので、問題の症状が発症した条件としては少し異なってしまう。

清滝側のゲートから入った。800円だと思っていたら1,200円もしたので、試走するにしては高くついてしまった。ブーンと調子良く坂を登っていく。程なくして小倉山展望台に到着し、駐車場に留めて様子を見ようと思った矢先、アイドリングがどんどん低下していく。クラッチは確かに踏みこんでいる。そのままエンジンストール。ゲートインする前の信号待ちではアイドリングは安定していたし、駐車場までの坂道では全く問題なくエンジンは回っていた。スターターを引くが掛からないので、エンジンフードを開けてエンジンを冷ます事にした。オートマイスターさんに電話したが今の状態だけでは特定はできないとの事だった。

40分ほど経過しても掛からないので流石におかしいと思って、再度オートマイスターさんに電話したが、やはり原因の特定には至らず、とりあえず1時間経過するまで冷ますことにした。しかし1時間経過しても掛からない。チョークを引いてスターターを引くとボボボっというがやっぱり掛からないし、次第にバッテリー残量が怪しくなってきた。

もうお手上げだとレッカーを呼ぶ旨をオートマイスターさんへ連絡し、ロードサービスに電話してレッカーを呼んだ。ロードサービスのお姉さんからの「ガソリンは入っていますか?」という問いに「はい」と答えたものの、電話を切った直後にそういえば確認してなかったな…と思いガソリンタンクを覗き込んだろころ、全く液体らしくものが見えない。斜体を揺らしても何も揺れないのだ。冷や汗。

なんでなんでなんで!?と一人パニクった。車内にあったゴムベルトをタンク内に垂らしてみると少しだけガソリンが染み込んだが、波紋も見えないし本当に底たまりのようである。完全に無いやんけ。

丁度レッカーのドライバーから電話が鳴ったので事情を説明したところ、ガソリン10Lまでなら無料で持ってきてくれるとのことだった。しかしこの嵐山高雄パークウェイは18:00が最終入場、20時までには出なければいけず現在17:30で間に合いそうにない。

ウェブサイト上の電話番号はなぜか17:00で受付終了しているため、なんとか連絡手段がないかとゲートまで歩いて向かったところ、料金所にインターホンを発見。鳴らすと担当者が出たので事情を説明したところ快諾してもらった。そしてすぐに歩いて引き返す。今度は湿気ムンムンの坂道をひたすら上る。

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結局往復40分も掛かっで汗でビチャビチャ…。自販機でアイスコーヒーを買ってがぶ飲みしていると、程なくして吊り上げのレッカーが到着した。

申し訳ないやら恥ずかしいやらで悶々としている中、携行缶でガソリンを注ぐお兄さん。「まあよくあることですから笑」というお兄さんの言葉に少し気持ちが楽になる。注ぎ終わって何度かセルを回すと…掛かった!清滝川のゲートは19:00に閉まるらしく、ゲートが閉じるまで後10分だったので、作業完了のサインを済ませてゲートへ向かった。

帰路、全く問題のないアイドリング。結局昨日からの不調の原因はなんだったんだ?と思いつつ帰宅。何の問題もなく駐車場に着いたので、再度オートマイスターさんへ電話し事情を説明し、レッカーはせずにこのまま様子を見ることにした。本当にオートマイスターさんとレッカーのお兄さんには申し訳ないことをしてしまったと反省。後日、もう一度暑い昼間に試走してみようと思う。

この続きの記事:アイドリング不良はイグニッションコイルが原因だった

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