レッカーされてレッカーで返ってきた

1月17日のこと。

家を出発してすぐにアクセルを踏んでもエンジンが回らず、そのままスー…と路面電車が走る交差点でストールしてしまった。真ん中で止まるのはまずい!と咄嗟に僅かに残った惰性で交差点の脇に止まった。といっても横断歩道のすぐ手前で、次々に走ってくる車からするとかなり邪魔な場所。なんとか線路の上を避けられたのは不幸中の幸い。

レッカー

クラクションを鳴らされながら、せめてものお詫びの張り紙をする。

レッカー

先日と同じくキーをONにしてもランプが点かない模様。整備ができないと応用ができないので、ボンネットを開けて先日と同じようにヒューズをクリクリと弄ってみるが効果なし。いつもの車屋さんへ電話して助けを求めたが、最終的にレッカーを呼ぶしか無いなということになってしまった。去年も年末年始はトラブってたな〜…なんて考える余裕は一切なく、かなり寒い日だったけど体が火照るくらい焦っていた。保険会社に連絡するとあと1時間弱は待たないといけないらしい。

先日のトラブル:FIAT500が信号待ちでストールして焦った

クラクションを鳴らされるたびに「ごめんなさいごめんなさい…」と唱えながら待つ。小雨も降ってきたし、向かいのビルの人が上から写真を撮っていて恥ずかしい。

そういえばスグそこに警察署があったなと思い出し、助手席に妻を残して助けを求めに走った。警察署に入ると警官らは雑談しながら仕事をしていたが、ハァハァ息を切らしながら小雨に振られたロン毛の僕が警察署に入ってきて、「すいません..」と言うと、一瞬で警察署のロビーが無音になった。あれ、なんか不審人物感出てるかな?って思って恥ずかしかった。

レッカー

事情を説明したところ3,4名の警察官の方が、ハァハァ言っている僕を囲みながら現場へ向かうことになった。凄く…連行されている感があった。そして周りの車を誘導しながら僕の車を向かいにあるコインパーキングに押してもらった。本当に助かりました。ありがとうありがとう…。さっそうと警察署へ戻る警察官を見送ってあとは待つだけ。安全地帯(コインパーキング)に来れたことでかなり気が楽になった。

もうこの車で高速道路に乗るのは駄目!と妻からのお叱りを受け流しつつ待っているとレッカー車が到着。セルモーターは回るけどエンジンがかかる気配がなくって〜と説明しながらスターターレバーを引くとエンジンが掛かった。えぇ…。変な空気になったがエンジンを停止させ、もう一度かけようとするが掛からない。掛からないことに何故かホッとした。

コインパーキングは狭く出入り口のすぐ前が線路になっている。レッカー車の荷台をギューンと伸ばさないと載せられないので、若干コインパーキングの出入り口からはみ出しつつ作業していると、タイミング悪く電車がきてしまいクラクション(汽笛?)を鳴らされてしまった。こんなところにも迷惑を…すみません。そんなハプニングもありつつ、無事積み込みが終わってドナドナされていった。

いつもの車屋さんまでのレッカーだと保険の範囲ギリギリの距離だったので、つい先日も助けていただいた大阪のオートマイスターさんへレッカーされることになった。

レッカー

行ってらっしゃい。レッカーされるのは2回目。

2日後、ついでにファンベルトも交換されて修理が完了したと連絡が入った。早ぇ…。端子の古さが原因で接触不良だったとのこと。保険屋に連絡してみると引き取りもレッカーで保険の範囲(無料)で行えるとのことだったので、お願いしたら週末にレッカー車に載せられて戻ってきた。何これぇ…便利ぃ…。今までだと修理に1,2週間、新幹線で迎えに行って帰りは高速道路で1日潰れて約2万円コースだったんだけど。

レッカー

レッカー車から下ろす際、車の車幅がレッカー車のハシゴの幅ギリギリで、若干ドスン!と降ろされてしまってタイヤも擦ったけど、まあ良し。

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