御在所岳に登りました

#PHOTOS
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10月24日のこと。
三重県と滋賀県の境にある御在所岳にソロで登りました。てんくらはC判定でしたが、天気予報は晴れだったので決行しました。初めて登る山は写真多くなりがち。

御在所岳

調べてみるとハイシーズンであるこの時期は朝9時時点で満車になるとのことだったので、比較的空いている蒼滝駐車場に車を停めました。しかしこれが大誤算。調べた際に徒歩10分で登山口だと書いてあると思っていたら、徒歩10分で行けるのはロープウェイ乗り場まで。目的の中登山道口は結局駐車場からえっちらおっちら歩いて50分もかかってしまいました。普通のアスファルトの道ですが、登ったので結構汗をかきました。どうりで同じ方向に歩いている人が少ないわけだ。

御在所岳

蒼滝駐車場横の川です。周辺はめちゃくちゃ水が綺麗な温泉街でした。

御在所岳

荒々しくそびえ立つ感じが格好良いですね。しかし登山道はまだまだ先。

御在所岳 御在所岳

廃墟になった元温泉宿と思われる建物が所々にありました。

御在所岳 御在所岳

ようやく到着しました。確かに中登山道口の目の前の駐車場は満車でしたが、めちゃくちゃ路駐が多かったです。9時頃蒼滝駐車場ついたのに結局10時過ぎからクライムオン!

御在所岳

なめこかな?

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御在所岳

あまり下調べしないできましたが、岩ばっかりの道で面白かったです。途中、寝不足からか気持ち悪くなったのでロープウェイが通る道で小休憩。一本満足バーを食べて少しマシになりました。

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御在所岳 御在所岳

負れ岩(おばれいわ)です。アラサーくらいのULなおしゃれな団体が人形と撮影したり、かわりばんこで撮影したりしながらギャーギャー騒いでいたのでめちゃくちゃ邪魔でした。おまけに登山道塞いでるし。なのでじっくり観察せずにさっさと進むことにしました。

御在所岳

後ろの方から先程の団体の笑い声が聞こえてきて最悪です。もう少し静かにしてほしい。景色はどこから撮っても綺麗です。

御在所岳

これは地蔵岩(じぞういわ)です。ここでも撮影の順番待ちしてるほどだったので上から撮影しました。不思議な岩ですよね。

御在所岳

秋感のある道。好きな1枚です。

御在所岳

徐々に山が色鮮やかになってきました。

御在所岳

と思ったら突如キレット出現!そういえばキレットがあるということは前に読んだな〜なんて思いながら、キレットを降りる列に並びます。が、これが写真よりも断然高度感があってまともに足場がありません。初の本格的?な鎖場だったので、めちゃくちゃ緊張しながらもなんとか降りる事ができました。これ帰路は上らなきゃいけないって嘘でしょ?

僕が撮影したものではないですが、Youtubeにあったので高度感を感じてください。

御在所岳

キレットを降りたところから。だいぶ山頂が近くなってきました。

御在所岳

今降りたキレット。写真の何倍も迫力がありました。

御在所岳

キレットを後にし、大仕事をやり終えた満足感から軽い足取りで歩き出したのも束の間。7合目くらいから凄い渋滞です。しかも先が全く見えず、何で渋滞しているのかわかりません。前に並んでいる人が「前に心臓発作で倒れた人がいてレスキューが来て渋滞があったなぁ」と言っていましたが、空を見てもヘリもなにもないけどなぁ。何にもわからないまま、ただただ寒さに耐えながら待ちます。

待っている間、ふと「今お腹痛くなったら終わるな…」と。そう、僕はお腹が弱いのです。ん〜?そんなことを考えてたら、だんだんお腹が気持ち悪くなってきた…。周りは茂みじゃなくて岩だし全く逃げ道がありません。最悪引き返そうかと思いましたが、下ってくる人とすれ違うのもかなり窮屈な道なので、一気に茂みのある場所まで下るのは不可能。これは絶対に腹痛になってはいけない状況です。痛みではなく気持ち悪さなので、駐車場でおにぎり2個食べてから登り始めたけどまたシャリバテかな〜なんてお腹から意識を逸しつつ、ウェストベルトを緩めたりしていたら徐々に体調は戻って一安心。恐らくウェストベルトの締めすぎが原因でした。本当に良かった。

それとソロで登っていた学生風の若者が、一人しか通れない道でありがながら、脇から岩をよじ登ってスッと順番抜かしをしていました。誰も注意していませんでしたが、とてつもなく嫌な気持ちになりました。

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御在所岳

順番待ちしながらたまに撮影。

御在所岳 御在所岳 御在所岳

ようやく開けました!

しかしまだ並んでいます。8合目からは岩の側面を歩いていき、ここも結構高度感があって怖いポイントでした。そして風が冷たくて寒い。

御在所岳

まだ並んでるやんけ…。

御在所岳

一番紅葉がわかるビューポイントでしたが、無残にもいい感じに撮れたすべての写真にカメラのストラップが写り込んでいました。これはマシな写真。

御在所岳

日が当たるとちょっと白っぽくなってしまうけど影だと暗すぎる。山はアンダー気味で撮った方がいいのかな。

御在所岳

ビューポイントを抜けて暫くするとまた鎖場があり、どうやらそこで渋滞が発生していたようでした。結局1時間くらい順番待ちしていて結構辛かったです。しかし渋滞を抜けるとロープウェイ駅の方まではすぐでした。

御在所岳 御在所岳 御在所岳

スキー場を抜けてようやく山頂に到着しました。ロープウェイがあるのでめちゃくちゃ人が多くて賑やかでした。

御在所岳 御在所岳

少し離れたところに撮影スポットがあるようなので向かいました。

御在所岳 御在所岳 御在所岳 御在所岳

ここでも撮影大会が行われていたので、隅っこの方で撮影しました。

御在所岳

本日の昼ごはん。いつもカップヌードルなので違うものをチョイスしましたが、図体が大きくザックを圧迫していました。お湯を入れて待っている間に冷めたのか、お湯が少なすぎたのかやや硬めの塩分キツめのラーメンに仕上がりました。子供らが走り回っているくらい賑やかな山頂で、あまりゆっくりできませんでした。あと砂利が大きく、座布団を忘れたのでお尻に大ダメージを負いました。

御在所岳

なんだか色々疲れちゃったのと、岩ばかりの道での下りは怖いなと思ってロープウェイで降りることにしました。しかしここでも長蛇の列。前に並んでいるファミリーの会話をぼーっと聞きながらただただ待つ。

御在所岳

ようやくロープウェイに乗れました。ホッ。

御在所岳

ロープウェーの鉄塔の中で日本一だそうです。

御在所岳

先程通ったキレットです。めちゃくちゃ荒々しいですね。

御在所岳

降りてきました。ロープウェイ乗り場すぐの施設に日帰り温泉があったので、入ろうと思ったらここでも6人待ちとのことで諦めて駐車場へ。もう今日は並びたくない。

場違いなFIAT500。駐車場がロープウェイ乗り場からはすぐなので良かったです。中登山道口に駐車していたら帰りが相当辛かったことでしょう。今日は本当に疲弊したという感じだったので、30分ほど車で横になり、改めて日帰り温泉を調べてみると遅い時間までやっているところが何件かあったので向かうことにしました。

御在所岳

横になっている間に暗くなりました。

御在所岳

向かったのは湯の山温泉 グリーンホテル 日帰り温泉。露天風呂が2つあり気持ちよかったです。登山して温泉に行ったのは初めてでしたが、知らない土地で温泉に入るだけで旅行感を凄く感じました。しかもソロなので時間制限はなし…最高!

御在所岳

とはいえ、日帰りなので帰ります。折角だから普段入らないSAで晩飯にしようと思って土山SAに入りましたが、以前行ったことがあるSAでした。痴呆でしょうか。

御在所岳

これだけ食べてもまだちょっと少ない。

今回の山行は渋滞やマナーの面でかなり疲れてしまい、少しネガティブな記事になってしまいましたが、御在所岳 中登山道はとても面白かったです。シーズンオフで人が少ない時期だともっと快適だろうなと思う反面、危険な岩場が多いので人がいないのも少し心細い。人がいないところに行きたいというのが、自分が山に登る理由の一つなのかなと感じました。かといって全く人がいない山も命の危機を感じて怖くてワガママだなと思います。もっと登ればまた考え方が変わるのでしょうか。

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