明石海峡大橋ブリッジワールドに行ってきた

2020/08/25

#PHOTOS
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やってみたいリストにずっとあった「明石海峡大橋に登る!」が、全然誰も一緒に行ってくれないので明石海峡大橋ブリッジワールドソロで参加した。ツアーが土日で空いている日を見つけて予約したのだが、3月中旬にネットから申し込んで、実際に参加するのは5月中旬という、2ヶ月待ちの大人気ツアーであった。しかもツアー時間は、13:30~16:10と結構長い割に大人3,000円とかなり安い。子供は1,500円。

しかし日が近づくにつれ、天気予報が怪しくなってきた。当初はしっかり雨の予報。流石に雨で298.3m上空に向かうのは何も楽しくなさそうだなと思い、キャンセルする気でいたのだが、前日の時点でお天気マークが出現したため、普通に参加することにした。

そもそも京都の自宅から2時間くらいかかるため、平日より早起きする羽目に。早起きしたため、気分は下降気味。移動中、ここが赤江珠緒氏出生の地、明石(周辺)か…とか物思いにふけっていたら、最寄りの舞子駅についた。受付前に急いで腹ごしらえをしようと思い、駅を出てごはん屋さんを探すもなにもない。諦めて駅に戻ったところ、散策した出口とは反対側の出口が、駅ビルに直結しており、普通にごはん屋さんが並んでいたのでモスバーガーを急いで食べた。大体いつもこうである。

その後、腹痛で時間ギリギリまでトイレに籠城してから、受付を済ませ説明を拝聴する。結構親子連れが多くて、一人での参加者は見当たらなかった。明石海峡大橋の周りには外国人観光客が多かったが、意外とこのツアーは日本人ばかりだった。2ヶ月待ちであれば、あまり寄り付かないのだろう。

ポケットに物を入れては駄目なようで、すべて持っていく荷物は首から下げねばならないようだ。貸してもらったストラップをカメラやスマホに装着。加えて釣り人みたいなベストを着て、ヘルメットとガイド用のインカムをつけて出発。…と思ったら、受付した建物1階の橋の科学館で半時間ほど橋の解説が始まった。しかしこの解説がなかなか秀逸で、楽しく聞くことができた。

その後、いよいよ橋へ向かうのだが、上に登れるところまで1kmくらい歩く。しかも歩く所は格子になっていて海面が見える上、端っこの方は隙間が大きいので踏み外すと落ちる。高所恐怖症の人はもうこの時点で無理だと思う。

こんなところをひたすら歩く。歩いている最中も、ガイドのおじさんの冗談交じりの解説がインカムから聞こえるので飽きない。そしてエレベーターに乗り最上階へ。

晴れてよかった。これは淡路島方面を撮影したものだ。移動できる範囲は狭くて18畳もないくらい。淡路島方面か明石方面を撮影するくらいしかやることがないので、撮影はすぐに飽きてしまった。奇をてらった写真を撮ろうと、下を走る車を撮影しようと思うものの、高すぎてカメラを突き出すのが落としそうで怖い。落としたら即ニュースだろう。その後、事前に決められていた班ごとに記念撮影をした。

一旦受付をした建物に戻ってくると、班ごとに記念撮影した写真と、登頂証明書が名前入りで置いてあった。ガイドさんはOBなのかなって感じの初老の方々だったので、頂上でデジカメで撮影したものを、すぐにプリントアウトする手際というかサービスには驚いた。3,000円以上の価値は確実にある上、京都からだと1日潰れて日帰り旅行感も味わえるのでとてもおすすめです。次はJALの整備工場ツアーを狙っているのだが、これがなかなか予約がとれない。