粉瘤の手術を受けてきた

2020/08/25

3年位前から肩におできができて、徐々に大きくなって3cmほどになっていたので、病院に行ったら、粉瘤(アテローム)だから、手術が必要との事を夏に宣告された。MRIを撮りに別の病院行って、術後は風呂に入れなくなるから涼しくなってから手術した方がいい、とか色々あって結局今になってやっと手術することになった。手術自体初めてである。

承諾書に痺れが残ったり云々書いてあり、めちゃくちゃ怖いので散々ネットで調べた結果、あまり痺れのことは見つからず、麻酔の注射が1番痛くて15分くらいで終わるという情報が多かった。激痛だったという感想は、化膿して悪化した状態の人が多かった。

自分のは化膿していないし、抑えても痛くない状態だったので、先生からも今すぐやらないといけない手術ではないから、気持ちが乗らないならやらない方がいいと言われ凄く揺れた。しかも殆どの人が炎症が起こってから手術するようで、なんの痛みもない内に手術するなんてしっかりしているね!とのこと。しかし結局化膿したら取らないといけないし、今のうちに取った方がまだ軽症で済むだろうと自分に言い聞かせて手術をする事にした。

診察台に寝そべってから先生が準備し始めていたので、麻酔を打ち始めた時点で既に15分くらい経過していた(!)。
髪が長いのでヘアゴムで結んだけれど、患部が肩なので、どうにも邪魔らしく、結局看護師さんに普通のテープで適当に髪をまとめられた。

麻酔自体は歯医者で打つものと同じらしいが、そんなのどうでも良くなるくらい怖い。普段ビールをよく飲むからか、麻酔の効きが悪く結構な数を打ってもらった。

まだ麻酔ですからねー、まだ初めてないですからねー、と言っていたのに、その後、無言のまま気づけばなんか引っ張られている感じがして、そこでやっといつの間にか切られていた事に気がついた。すっごいメスでザクザク切られている感じがする。あ、ネットで読んだ感じと同じだ!という感想。

顔の上に掛けられている手術用の布せいでめちゃくちゃ熱く、痛みとか怖さより熱さがしんどかった。最後の縫合でなぜが麻酔があまり効いておらず、針が刺さる痛みがモロで痛かった。一番これが痛かった。

取った粉瘤を患者に見せるのが看護師さんの趣味らしく見る羽目になったが、ピンポン玉くらいの大きさで思ったより大きくて驚いた。化膿しはじめていたようで臭い。やっぱりこのタイミングでとっておいてよかった。

事前のネットでの情報によるとせいぜい長くても1時間だったな、早く帰ろ、と思って時計を見たら2時間経っていた。ネットの情報は鵜呑みにしてはいけないというのを身をもって体験した1日だった。

その日の夜は痛み止めを飲む。塗ったところがツッパる感じで鈍痛。2日目は朝から抗生物質の注射。この日に手術代を払ったら5,800円。頑張って保険料を収めておいて良かった。3日目も朝から抗生物質の注射と採血とガーゼ変え。この時点で鈍痛も無くなった。何やら昨日の検査代とかで追加で2,500円。下半身とかはシャワーを浴びているけど、頭が洗えていない。4日目の明日もう一度病院に行って、抗生物質は飲み薬になるらしい。
その後2週間くらいで抜糸。早く治ってほしい。

2018/01/12追記

だいぶ期間が空いてしまいましたが一応追記。

一応シャワーの時は、ビニール袋を肩にガムテで貼って入った。突っ張る感じはあるものの、日に日に突っ張りもとれてくる。病院でガーゼを外して消毒してもらう度に、看護師さんが集まってきて、はあぁああ〜綺麗やわぁ〜と治り具合に毎回同じセリフで関心していた。

術後2週間目の抜糸も、いま糸を抜いている…!っていう恐怖心で体が敏感になっていたものの、チクチクしたくらいで痛くはなかった。今現在はもう全く痛くなくて、たま~に痒みを感じるチクチクが一瞬するくらい。触ると僅かに感覚は弱くなっているかな、というくらいで何も支障はない。傷跡は魚の骨みたいな感じで残っているけれど、肩なので自分ではあんまり見えない。
ちなみにメットライフの保険に入っていたので、日帰り手術だったが5万円ほど支払われた。

まとめ

化膿したら激痛、化膿が収まってからでないと手術できないらしい(ネットで見た)ので、なにかそれっぽい物ができたら直ぐに病院に行って手術した方が良いと思います。がんばろう!