伊吹山ドライブウェイで日の出を見に行ってきました

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8月29日のこと。

伊吹山の山頂まで自家用車やバスで行ける伊吹山ドライブウェイは、夏季の7月第3土曜日~8月までの期間は朝3時~21時が利用時間になっていて、日の出を見に行けるという事を8月に入ってから知りました。

しかし天気予報を見ているとどうにも週末に限って天気が悪い日が続いた。8月中に晴れるのかな〜?そう思っていたら早くも8月最終週になってしまいました。天気予報とてんくらを確認すると雨では無さそうだったので8月29日(土曜)に行くことにしました。

前日28日は仕事を終えて夕飯を食べて風呂に入ってすぐに就寝しましたが、予想通り寝付けません。それもそのはず、この時点でまだ22時くらいだからです。

以前、登山で行った伊吹山までは2時間だった気がするのと、ウチの車だとナビの+1時間くらいは見ておかないといけません。日の出が5時20分くらいなので、余裕を見て2時くらいに出発したら行けるかなという計算です。つまり一刻も早く体を休めないと出発時間になる上に、寝たからと言ってせいぜい4時間くらいしか寝られない状態です。普段より5時間くらい早くベッドに入っているのでまあ寝れなくて当たり前なんですが…。結局、1時間くらいしか寝ることができないまま2時になり起きて出発することに。

出発、そしていつの間にか岐阜県に

僕は寝不足の時はめちゃくちゃエズイてしまうのですが、今回もオエーっとエヅキながら高速をひた走りました。夕飯が最後の食事だったので、空腹だったのもあると思いますが。適当なPAで休憩するもコンビニがないので空腹のまま。ちょうど前後のSAはコンビニあったのに、いつもながらタイミングが悪いですが、少し休憩するとエヅキは収まりました。しかし眠い。確か前回登山で登った時は高速を降りてすぐにコンビニがあったし、そこで朝食とドリップコーヒーを買っておこうと思っていたのですが、その後車を走らせているとどうも前回のルートと違うようで、いつの間にか岐阜県に入っていました。ナビを見てみるとどうやら伊吹山ドライブウェイは、岐阜県の方から入るようです。この記事を書きながら日本地図を見ましたが、岐阜って滋賀と愛知の間にねじ込まれているエリアがあったんですね。高速を降りてからコンビニはちゃんとあるのでしょうか…?

空腹のまま到着

関ヶ原って書いてあんだけど!
ナビに指示されるまま高速を降りると、コンビニがありましたが閉まっていました。そしてそのままドライブウェイに着きました。そして日の出に間に合うか微妙な時間です。 日の出を見ながらコーヒー淹れようと思ってガスとコッフェルを持ってきたのに、肝心のドリップコーヒーを買うコンビニに最後まで辿り着けないという。朝食も買えずじまい。辛うじて飲み水は買っていたのでお湯なら沸かせますが。空腹の気持ち悪さは無くなっていたので、もう何も考えず頂上を目指します。

追記 2020/09/29
伊吹山は火気厳禁だと後々知りました。すみません。テント泊も禁止だそうです。

登頂

伊吹山

本来なら1時間に1度、15分はエンジンを休ませている非力な車に乗っていますが、この時ばかりは3時間も掛けて来て間に合いませんでした〜はゴメンなので、もう少し頑張ってもらいます。2速と3速を入れ替え入れ替えしつつ、後続車が見えてきたら道を譲り、ノロノロ登っていきました。グネグネに曲がる峠道をFIAT500で走るさまは、さながらカリオストロ城のルパンの気分です。暫く登ると雲海が見えました!(霧かも)これでテンションは凄く上がりました。

伊吹山

次第に視界がひらけてき、景色を横目にしながらの運転は最高!しかし段々と霧が濃くなってきて前が見えないくらいに。これはこれでテンションが上がります。そしてほぼ日の出の時刻、ピッタリに車で行ける最終地点の駐車場へ到着。

目的地の駐車場にて

朝5時半にも関わらず、駐車場には思ったより多くの車が止まっていました。風景だから寄れた方がいいでしょーってことで持ってきた一眼レフのレンズが望遠で全く引けない!近すぎて全景が撮れず、一眼レフをぶら下げながらほぼiPhoneで撮影。

伊吹山 伊吹山 伊吹山 伊吹山 伊吹山 伊吹山 伊吹山 伊吹山

おっ明るくなってきたぞ!と思ったのもつかの間。恐らく方角的に日の出が見れないという事と、濃霧で見えないと気が付きました。まあでも綺麗でした。

伊吹山

白山は見えず。

伊吹山

これは一眼で。遠くの方に頭を出している山がありました。

伊吹山

これも一眼で撮影。山頂にいた人たち。これじゃ何にも見えてなかったんじゃないでしょうか。駐車場の脇から登山道に入れるので山頂に続いていましたが、食料もなく空腹で寝不足だったので流石に登りませんでした。霧が晴れたり濃くなったり目まぐるしい天気。

寝る

伊吹山

丸い日の出は見れなかったものの、ほんのりと赤く染まる雲海を堪能したので、しばしリクライニングにして荷物と一体化しながら横になっている内にウトウト。涼しいので薄い長袖を羽織ってちょうど良い気温で気持ちいい。1時間ほど横になっただけで体力がバッキバキに回復。「まだ行ける気がする」今思えばただのナチュラルハイですが、また3時間の運転と気温が上がる前に帰りたかったので、寄り道せずにさっさと帰ることにしました。

伊吹山

帰る前に日の上がった感じを見てみようと、もう一度グルっと景色を見ましたが、まだ雲だか霧だかが山をウネウネしていて綺麗でした。

帰る

伊吹山

上りと同じくまだ濃霧で道の外側が全く見えない場所が多々ありました。それと上りでも見た、でっかいレンズを付けたカメラを三脚に載せた人たちがまだ濃霧に向かってシャッターチャンスを伺っているようでしたが、霧が晴れなかったたので一体何を撮ろうとしてたのかは最後までわからず。

伊吹山

途中、野生の猿が3匹発見。3匹ともガードレールの柱にしがみついていたので暑かったのかな。

さてそれでは高速に乗る前に帰る前に飯だ!ということでコンビニへ一直線。しかし時間帯的にお弁当系がほぼ売り切れ状態。さっぱりした物が良かったんですが、チャーハンに唐揚げがのった弁当を朝8時に直射日光の当たる車内で食べました。

伊吹山

やっぱり夏は暑かった。