iPhoneとMacが同期できなかったが解決した


5月にiPhoneのミュージックのアートワークがぐちゃぐちゃになっていることに気がついた。再生に問題はないものの、プリキュアを聴いているのにZAZEN BOYSのジャケットが表示されるのはどうも気分が乗らない。調べてみると、Macとの同期でミュージックのチェックを一度外して、iPhoneに入っているミュージックをすべて削除してから再度同期して入れ直すと直るとのことであった。しかしいざ久しぶりにMacと同期しようと思ったところ、iTunesではなくFinderから同期する仕様に変わっており、写真なども同期設定に含まれていた。

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アートワークを直すだけのつもりが写真.appの整理から始まった

写真のチェックを外すと削除されますガーとか色々でてきて訳わかんねーぞォ…とパニックに。というのもしばらくMacに写真を取り込んでおらず、その間のMacの写真はiPhotoか写真.appかどっち使おっかなーと考えだしたきり放置しており結構乱雑な管理状態だったからだ。いずれにせよ一旦、写真.appに完全移行してからの方が良さそうだと判断し、まずはその作業から行う羽目に。しかしMacとNasを見てみると10個ほどのフォトライブラリを発見。Nasにフォトライブラリを移したり、iPhotoから移行されたフォトライブラリなどが混在しており、まずどれが最新で、それぞれ欠けがないのかを確認する作業からスタートすることになった。

1つ1つフォトライブラリの中身に何枚入ってて何GBでとメモっていった。メインで使用しているiMacではもうiPhotoが開けないので、何個かのライブラリはサブ機のMacBookProでも確認が必要だった。ダラダラやっていたら1ヶ月以上経ってしまったが、ようやく本フォトライブラリを決定することができた。次に今まで写真.appに取り込んでなかった写真を取り込む。これはドラッグ・アンド・ドロップで良いので簡単だった。しばらく写真を眺めてしまい結構な時間が経ってしまったが、整理できたのでようやく同期することができる。

しかしうまく行かぬ

  • macOS 10.15.5(1個前)
  • iOS 13.6.1(最新)

「同期セッションを開始できなかったため、iPhone”iPhone SE”を同期できませんでした。」

純正品のケーブルに付け替えたり、iPhoneを再起動してみたりエラーメッセージを検索してみたりしても動かない。どうしても同期中のステップ1/5から進まずに5分ほどでエラーになる。因みにエラーメッセージの左下にある「保存」を押すと、「同期セッションを開始できなかったため、iPhone”iPhone SE”を同期できませんでした。」と書かれたテキストファイルが保存される。エラーログじゃないんかい。

その後もネットを調べてみるが、だいたいApple Musicとの連携やiCloudガーといった内容で、Apple Musicは契約してないしiColudの設定も合っている。どうもMac側でミュージックと写真の同期にチェックを入れているとエラーになる模様。チェックを入れた際に画面下のiPhoneの容量を表すグラフも動かない状態。

何事もなかったように解決へ

Appleに問い合わせてみたところ「とりあえずmacOSを最新(10.15.6)にしようぜ」とアドバイスをいただいたので、最新OSはあんまり好きじゃないものの渋々アップデートしたらあっさり同期が開始された。常に最新にしとかないとエラーで使えないのは、アプリの対応状況があるので結構厳しいなと思った。
iCloudの同期やApple Musicと選択肢が増えたおかげで、同期の設定がネットで調べながらでないと扱えなくなったなと感じた一件だった。特に写真という削除されると結構落ち込むデータを扱うので、MacやiPhoneに表示される説明だけでは確信が持てないし、ネットで調べてもホントにぃ?という感じでバックアップをとってても作業に結構勇気がいる。Apple MusicもiCloud内のサービスという枠組みだったらもう少し理解しやすいかもしれない。クラウドまわりのUXはまだ黎明期なのかなという印象。

このOSのアップデートが駄目だった時のプランとして以下の手順を教えていただいた。折角なので紹介しておこう。以下の3番目からである。

セキュリティソフトが干渉している可能性も考えられるので、セーフモードで起動してみる。それでも駄目ならミュージックライブラリをNASではなくMac本体に配置してみましょうとのこと。

参考

【2019年版】 Apple MusicでCD音源を同期というか同居する方法